About Our Mission
馬と人がともに輝ける場所、世界を作りたい
現在日本では約8万頭の馬がいます。その中でも一番多い種類はサラブレッドといい、日本の皆さんが見かけることが一番多い品種だと思います。サラブレッドは本来は「競馬」のために生産されている「競走馬」です。しかしながら当たり前ですが、生まれてきたすべての馬たちが、ディープインパクトやゴールドシップのように活躍するわけではありません。半分以上は競走馬デビューがそもそもできないか、できてもすぐに引退することもあります。ではそのあとはどうするのでしょうか?
早くて1、2歳で仕事がなくなると、馬の役目はないのでしょうか?
近年では様々な人の活動によって「引退馬」という言葉が浸透してきたようにも思います。しかしながらまだまだ、馬という動物はきっとあなたにとって身近ではないかもしれません。
犬や猫の保護活動、と言われればピンとくるだろうし、保護しようと思った時には行動に移すことはそこまで難しくはありません。
けれど、馬となるとどうでしょうか?乗ったことはされど、触ったことも実際に
見たこともない!なんていう人もいるかもしれません。
私も見たことはあるものの、大学生になるまでは、まったく身近な存在ではありませんでした。
大学に入ったのをきっかけに、興味のあった馬術部に入ったことがきっかけとなり、馬の世界や現状を知ることができました。
多くの馬は殺処分されてしまうんだ、管理にはお金もかかるし広い敷地がないと
いけないのだと知りました。
しかし、そのような悲しい現実と同時に、たくさんの癒しや学びを今まで馬たちから受け取ってきました。それは今まで経験したことのない時間、経験でした。
うつ病や、過労死、差別にいじめ、虐待など様々な「薬や手術では治せないような」社会問題が多くありますが、私もその経験者の一人です。
なにより、人生でつらいことを乗り越えなくてはいけない場面は
きっと誰にでもあると思います。
馬たちは、そんな私たちのゆがんだ社会、完全でない世界で生きていくのを助けてくれるパワーを持っています。
「もっと多くの人が馬のことを知ったら、幸せになれるのに」
「こんなにたくさんの魅力のある馬の価値をもっとたくさんの人に知ってほしい」
「馬たちの価値が認められれば、彼らも生きる場所と役目がある」
そんな私の思いからUDCはできました。
ただ馬を救ってあげよう、という哀れみからきているわけではないのです。
ただ救うだけでは、お金もかかるし馬たちは狭い馬房に入れられ、過労働させられても何もうれしくないのです。
彼らは私たちを救ってくれる力を持っていて、私たちがそれに気づかず、
無駄にしてしまっている。
みんながそのすばらしい魅力に気付いて、体験して、日々実感してもらえたら、
私たちが馬たちの居場所をきちんと提供するのが役目ではないか、と思います。
お互いが支えあって、助け合って、そして成長していけばいい。
どんな人でも、どんな動物でも、個として成長できる”居場所”になればいいなと
思っています。
馬と学び、共に成長していく。馬から学び癒しをもらう。そして私たちが責任をもってその馬たちと共に生きてゆく。
そんな場所を作るために活動します。
愛と希望が生まれる場所。
Do everything with love.
-Unicorn Dust Creations CEO: Reina